空に浮かんでいるから水じゃないみたいだけど、
細かい水蒸気のかたまり。
地表の半分は常に雲で覆われている。
地表の水と空の水は約10日間で入れ替わっているらしい。
即ち、地表で熱せられた水が上昇し、上空で雲となって漂って、
雨となって地上に戻ってくるまで約10日かかるということ。
その間で水は自から水蒸気になったり、氷になったり、
雨になったり、雪になったり、と七変化するわけで、
当然ながらその度ごとに質が内容が変化する。
その間に水は自らを浄化したり、新しいエネルギーを蓄えたりしているのだ。
その真水に我々人間のいのちを任せている。
空に浮かんでいる雲を見るといつも思い出す言葉がある。
「始めに水あり。神は水を天と地に分けた」
Photo : Yu Nozaki |