HP


HP     Profile     Gallery 

2012/01/13

水(1)

この時期、野山を歩くと落ち葉がいっぱいある。
風に吹かれて吹き溜まっている。
足を踏み入れると乾いた音がして耳を楽しませる。
枝から離れたばかりの葉っぱにはまだ湿りがある。
そこには水がまだ含まれている。
だからまだ色がいろいろある。
地べたに落ちて太陽に照らされ蒸発する水。
大地に吸収される水。葉っぱが粉々になるまでそこに残る水。
その頃になると色も一つになる。
しかし形があるうちは水が一緒だからイイネ。