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2011/07/13

水が泣いている

日本列島に降った雨は一滴の水も無駄にせず、
日本国中で生かしている。

山はたっぷりと水を含み、平地を横切る川の周辺では農業に産業に、
また海までたどり着いた水達は山や野で蓄えた養分を一気に海の生き物達に供給する。日本国をぐるりと取り巻く海は養分いっぱいな資源の宝庫なのだ。

自然からの恵みを全身で受け止めている日本列島をイメージしてみると、
豊かな気持になれるね。即ち「水の国日本」なんだ。
この水が生き物達に生きる力を与えている。
台風も梅雨前線も自然からの恵と思えば仲良く付き合うことをしなければもったいない。

地表の半分は常に雲に覆われて、天と地を約7~10日で行き来をしている水は35億年前から変わらずにある。
汚れた水はどこかに捨てて、新しい水がどこからか入ってくるのではない。

水が流れ、循環して己の身体を浄化しているから新鮮な水が常にある。
今その水が一番嫌うもので侵されている。
浄化作用が出来ない物質、それが化学物質、特に放射能なのだ。
残念ながら毎日汚染されている。水が泣いている。